
今年も残すところあとわずかとなりました。家の中の大掃除と同じように、この時期にぜひ取り組んでいただきたいのが**「お金の大掃除」**です。
自分の資産と負債の全体像を正しく把握することは、来年のより良いマネープランを立てるための第一歩。今回は、年末にチェックすべき4つの重点ポイントと、確定申告に向けた準備について解説します。
まずは、今の自分が「いくら持っていて、いくら借りているか」を可視化しましょう。
1. 手取り年収の確認 源泉徴収票(または毎月の給与明細の合計)を確認し、実際に手元に残った金額を把握します。
2. 貯蓄総額・年間貯蓄額の確認 この1年でいくら貯金が増えたか、通帳やアプリをチェックしましょう。
3. 金融資産(株式・投資信託など)の確認 iDeCoやNISAの運用状況も年に一度は見直しが必要です。必要に応じて資産配分の変更(リバランス)を検討しましょう。
4. ローン残高(住宅ローン・教育ローンなど)の確認 毎月の返済額だけでなく「あといくら残っているか」「金利は何%か」をWebマイページなどで再確認します。
Point: 「資産」と「負債」の両方を並べて見ることで、家計の健全性が一目でわかります。
年明けの2月中旬から始まる確定申告。医療費控除や寄付金控除(ふるさと納税など)を受ける予定
の方は、書類が散乱する前に整理を済ませておきましょう。
医療費控除を受けるには、**「医療費控除の明細書」**の作成が必要です。
● 病院や薬局の領収書を「誰が」「どの病院で」支払ったかごとにまとめておくと、後の入力作業がスムーズです。
● 注意点: 提出した領収書やレシートは、税務署から提示を求められる場合があるため、原則5年間の保管義務があります。捨てずに保管しておきましょう。
ふるさと納税の受領証明書や、生命保険料控除の証明書(年末調整で出し忘れた場合)なども、一つのファイルにまとめておきましょう。
「お金の大掃除」をすることで、漠然とした将来への不安が消え、具体的な目標が見えてきます。忙しい年末ですが、少しだけ時間を取って、自分のお金と向き合う時間を作ってみてはいかがでしょうか。
