皆様は「住所」を、どのような方式で書いていますか?
住所といえば、何らかの申込用紙に記入する、本人確認の資料として住民票の写しや免許証を提示する。というような場面で住所を提示することがあるかと思います。
そのような場面で、住民票の写しに書いてある住所と、運転免許証などに書いてある住所、手紙を送る際に書く住所など、すべて統一されていないことに気づいたことはありませんか?
今回のお役立ち情報では「住所の書き方」に焦点を当ててみたいと思います。
住所の書き方(1)
東京都中野区江原町3-34-1 HBビル2F
これはよく見かける表記の仕方ではないでしょうか。丁目や番、号をハイフン「-」でつなげて書く方式ではないでしょうか。申込用紙に書く住所や各種免許証に書かれている住所の書き方は、概ねこの方式だと思われます。
住所の書き方(2)
東京都中野区江原町3丁目34番1号HBビル2階
東京都中野区江原町三丁目34番1号HBビル2階
こちらは丁目や番、号などをハイフンでつなげず書く方式です。住所を正確に書く場合にはこちらの方式になります。
住民票の写しに記載される住所やマイナンバーカードの住所欄は、書き方(2)の上段が多いものと思われます。
また、(2)の下段の書き方は、法務局(土地や建物の登記(登録)を取り扱う行政機関)で発行される登記事項証明書(登記簿謄本と呼ばれることもあります。)に見られる書き方です。ちなみに、都営地下鉄などの駅で「本郷三丁目」というえきがあります。こちらは「3丁目」ではなく「三丁目」と書かれています。
ところで「3丁目」と「三丁目」とが混在していますね。理由は様々あるようですが、横書きで数字を書くときはアラビア数字(1,2,3…)を用いるという慣例から3丁目とする運用だったり、「江原町三丁目」までが固有名詞だから漢数字(一、二、三…)を用いる運用とするであったり、住所を広く知らせる「告示」というものの書式が縦書きで、縦書きで数字を表すときは漢数字を用いるからこれにならった運用とするであったり。
いろいろあるようですが、
住所の書き方(3)
東京都中野区江原町3丁目34-1 HBビル2階
こちらはまれに見かける書き方だと思います。番と号の間をハイフン「-」でつないで書く方式です。
このように3通りの書き方があるのではないかと思います。皆様はどのタイプで住所を書きますか?また、どのタイプで住所を書くのが好きですか??