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2024.10.20
首都圏でもじわじわ人気が高まる「平屋住宅」、手がかからないコンパクトさの一方で知っておくべきデメリットも

1階建ての平屋住宅が増えている。核家族化や独居世帯の増加などにより世帯人員が減っているため、2階建て、3階建てでなくても十分ということだろうが、その半面、平屋住宅は広い敷地が必要で、固定資産税が高くつくなどのデメリットもある。平屋にするなら、後悔しないようにメリットだけではなくデメリットも理解しておく必要がありそうだ。
なぜ平屋住宅が増えているのか。最大の要因は世帯人員の減少だろう。かつては、両親に子どもが2人、3人といて、中には祖父母もいる大家族が多かったが、いまやそれは少数派。1人から3人までの少人数世帯が大多数を占めるようになっている。
国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、2020年に2.21人だった平均世帯人員は、2032年には2.00人に減り、2033年には平均2人以下となり、2050年には1.92人まで減少する見込みだ。
これだけ家族数が減れば、当然ながら広い住まいは必要なくなる。というより、広い家は不便なだけで、持て余してしまう。1階建ての平屋住宅が増えるのも納得だ。こうした予測を見ると、今後もますます増えるのではないか。